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日本で一番の吟醸酒。
S A K E C O M P E T I T I O N
吟醸部門「1 位」受賞蔵

◆全国新酒鑑評会「金賞」6年連続受賞
◆大阪国税局鑑評会 吟醸酒の部「優秀賞」9 年連続受賞
◆大阪国税局鑑評会 燗酒用日本酒の部「優秀賞」
※市販酒のみ参加できる品評会SAKE COMPETITION2016 にて1位受賞

職人集団としての極限の味の追求も
担い手として多様な好みに応えることも
小さな地酒蔵だからできる
手間暇かけた酒造りにこだわりたい

日本酒の希望ある未来をその瞳に宿すのは
杜氏の弟子であり蔵元後継者、木村有紗さん

地元の人の晩酌として愛されるお酒造りを目指し、昔ながらの手づくりにこだわり、技の研鑽を重ねる。一方で多様化するニーズに合わせた酒造りを目指し、五穀米・米・麦焼酎の醸造や、シェリー樽での貯蔵、果実リキュール開発など、ジャンルに囚われない新たな「国酒」造りの試みにも果敢に挑戦。常に酒瓶の向こうの「お客さんの笑顔と驚き」を創造しています。

華やかな香りと旨み

「女性にもこの楽しい日本酒の世界を」とイメージして開発した純米吟醸「や」は、封を開けるとフルーティでフレッシュな香りが鼻の奥まで届きます。

此の友の酒造りは、粟鹿山系の天然軟水、山田錦米など地元の良質な素材を、新たな挑戦と但馬杜氏の伝統技術で深みのある芳醇な日本酒へと育てています。そうやって生まれた酒は、全国新酒鑑評会で六年連続の金賞を受賞しました。

また当蔵では、江戸期に発案された自家蒸留した米焼酎「天のひぼこ」を添加することで、よりいっそう米の旨味が凝縮される製法を再現しています。日本酒の旨味そのままに、加えた焼酎に由来するキレと、米の甘味の余韻を持った酒質を実現した柱焼酎仕込みとして復刻させています。

地域原産米の復活と未来への種まき

但馬生まれの酒米をもう一度。その想いから自然農法に取り組む「てらだ農園」と共に【幻の酒米】とも呼ばれる但馬強力の再生にも取り組んでいます。「しなやかで女性的」と評される稲穂は、高級酒醸造に好適。兵庫県の奨励品種であるも栽培の難しさから姿を消していたものを世に甦らせました。

「但馬の土地になじんだ、但馬での酒造りに最適な酒米。何年かけても究極の酒米として、但馬強力を巨木に育てたい」と意気込んでいます。

また、2016年より養父市の国家戦略農業特区事業者「Amnak」と提携。「スマート農業」で持続可能な酒米農業モデル構築を目指し、オリジナル銘柄「但馬ほまれ」は醸造・海外向け販売も共に行います。同社は、山田錦の日本一の産地である三木市で酒米栽培をしていましたが、近年の気温変化による生育の変化から但馬の地へ。共に未来の日本酒業界に種をまいています。

杜氏とおすすめの酒

米も、命も削りながらつくる大吟醸
いい奥さんのような普通酒

勝原誠 杜氏

勝原誠さんは二十歳で此の友に入社し、杜氏となってから18年。古き良きものに興味があり、先人が築いた世界にも比類ない知恵の結晶、日本酒の製造技術を未来に継承するために日々勉強中です。全国新酒鑑評会では6年連続金賞。

「一番の目標だったので、こんな小さな蔵で受賞できたのは奇跡のよう。実るまでの期間が長く、当時は自分の酒造りのセンスも疑うほどだったので。」

杜氏のこだわりは二の次と思いながらも、身と心を削りながらつくる超特撰大吟醸「極上」は、華やかな仕上がりで自分の得意とするところかもしれない。この冬の新酒もとても良くできました。また、イチ日本酒愛好者として「但馬杜氏の技」は外せない。個性を主張しすぎず料理を引き立てる、長く飲むには本当にいいお酒。華やかな吟醸などに浮気をしても、いつか帰る場所のようなお酒です。

銘酒「但馬(たじま)」の蔵元
此の友酒造株式会社

元禄3年(1690年)創業、300年を越える歴史ある「此の友酒造」では、伝統を大切にしながらも、現代の味覚にあった新しい酒造りへと挑戦しています。此の友酒造の看板商品の「但馬」は6年連続で全国新酒鑑評会で金賞を受賞。但馬の軟水を使ったこだわりの低温長期醸造法で豊かなコクがあるお酒となっています。酒造りの世界には、女人禁制の時代もありましたが、昨今の蔵人(くらびと)減少も課題となる中、現在は、営業としてこの世界に入り、のちに杜氏(とうじ)へと転身した男性である勝原さんを中心に、この世界に飛び込んで来た女性たち、若い力が今の此の友酒造を支えています。