ギフト対応!兵庫県朝来市の名産・特産・ご当地グルメ販売

世界を旅した大吟醸。
A N A 国際線9 路線
ファーストクラス搭載蔵

◇全国新酒鑑評会「金賞」10 度受賞
◇仏 Kura Master(蔵マスター)4年連続「金賞」受賞
◇英 IWC (インターナショナルワインチャレンジ)
「シルバーメダル」受賞
※2012 年搭載

時間を愉しむヴィンテージ日本酒に
時間を止める槽口直詰KEG DRAFT
まだまだ拡がる日本酒の可能性を食卓に
世界平和を家庭平和から

カウンター越しに純米燗愛を語りだすと
もう止まらない田治米 博貴社長

コンセプトは、「熟成・純米・食中・燗酒」。新酒は勿論美味しいですが、純米酒は寝かせることで柔らかく、ほっこりするようなお酒に熟成します。

昔から「寒づくりの秋上がり」、つまり「ひやおろし」が一番おいしいと珍重されてきました。ですから、当蔵では基本二年間以上は眠らせ、調熟させてから瓶詰します。同じ手順を重ねても、出来あがりは毎年少しづつ違います。そこも楽しんでもらえるように、ヴィンテージ概念(酒造年度BY表記)も導入しています。

また竹泉といえば「燗酒(かんざけ)」。人間と一緒で寒いと縮こまり、温かいと、心も体もふわっと開く。炊き立てゴハンが美味しいのと同じです。自然にお米の香りがして、豊かな酸が食欲をそそる。そして肴を口に運べば、お酒がまろやかに素材の味を引き出します。

槽口直詰生原酒KEG DRAFT

一方、われわれ蔵人(くらびと)が知る、日本酒の特別な美味しさもあります。「槽口直詰」と呼ばれる生原酒は、醪(もろみ)からしぼりたてで非加熱の酵母が生きています。当蔵で「ぴちぴち系」と呼ぶこの美味しさを詰め込んだ、世界初の「日本酒の時を止める」真空保存サーブシステム【KEG DRAFT SAKE】を輸出商社と共同開発し、海外展開を含め日本酒本来の姿も発信しています。

幸の鳥が舞うこの地で

幸せを運ぶコウノトリが舞い降りる田んぼで、山田錦や兵庫錦を栽培する髙本農場。山田錦より古い歴史を持ち、栽培難度から幻とも呼ばれた雄町を育てる吉田農場や佐藤正章さん。熱意ある地元農家の皆さんと毎年研究の日々です。酒米は食用米と違い、育成期間も長く倒れやすいので、山陰地方では天候との戦いにもなる農業ですが、このパートナーシップで、竹泉が理想とする全量朝来市産の銘柄も随分と増えました。

自然再生の取り組みでもある「コウノトリ育む農法」の促進にも注力しています。

杜氏とおすすめの酒

野太さのなかに旨みある芳醇辛口
綺麗になりすぎない純米
(高橋慶次 杜氏)

高橋慶次さんは「人の感情を動かせる仕事」と知って23歳で杜氏の世界へ。先代から田治米を任されて8年。心がけるのは「安全醸造」。

心の安全と体の安全がいい酒づくりにつながりますし、一人でできない仕事なので、蔵として皆が達成感を得られるよう、若手の声も聞きながらチームを楽しんでつくっています。

うちの酒は「地味で旨い」。社長も「普通が一番。一杯飲み終わった後に、あーこれ、竹泉だったんだと気づかれるくらいでいい。」と話しますが、普通が一番難しいです(笑)。

個性は意識が向きやすいですが、シンプルだからこそ全体に手が抜けない。特に竹泉は酵母も1種類しか使わず香りも強くしない。色々加えるのではなく、なるべく地味につくり「米のチカラ」を信じて芳醇な香りと旨味を育てます。

新しい技術に頼りすぎない分、できない部分はジタバタしながら、それがまた味になると思う。その努力がきちんと旨みに昇華して私も安心できた純米vintageシリーズ。ぜひご賞味を。

銘酒「竹泉(ちくせん)」の蔵元
田治米合名会社

元禄15年(1702年)から続く酒蔵「田治米合名会社」では、伝統を守りながら、「一粒の米にも無限の力あり」の理念のもと、肴によくあう純米酒造りをしています。混ぜ物をせず、地元兵庫県産のお米や水のみを使用して、昔ながらの丁寧な手造りの技のもと、但馬の厳寒な気候と調和した質の高いお酒造りを日々研究しています。酸っぱいものを食べると飲み物が欲しくなります。その時に純米酒と一緒に食べると、味がまろやかになり、素材の味を引き出します。純米酒は、ワインが苦手とする酸味や苦味にも合う懐の広さから、最近では海外でも人気です。純米酒「竹泉(ちくせん)」が海外にいくことで、日本酒の良さを感じてもらいつつ朝来市を知ってもらうきっかけ作りをしています。