冬だけのお楽しみ!岩津ねぎ解禁中!
岩津ねぎとは?
兵庫県朝来市の特産品ブランドねぎで、名前の由来となった岩津地区を中心に朝来市で栽培されたものだけが「岩津ねぎ」として市場に出荷され、11月下旬から3月下旬までの期間限定で販売されます。
関東の根深ねぎ(白ねぎ)と関西の葉ねぎ(青ねぎ)とのちょうど中間種で、青葉の部分から白根まで大変柔らかく、すべて余すところなく食べられるのが特長です。
岩津ねぎの肉厚の葉の内側には、とろりとした水分がたっぷり含まれており、これが岩津ねぎが持つ独特の柔らかさと甘みのもとになります。ねぎは冬の寒暖の差が大きいほど旨味が増すといわれており、昼夜の温度差が大きな冬の朝来市は岩津ねぎの栽培にとても適しています。
岩津ねぎの販売期間
「岩津ねぎ」には11月23日の販売解禁日と3月21日の出荷終了日が定められています。とくに旬となるのは、11月下旬から2月下旬とされています。
【 販売解禁日 】11月23日
【 販売終了日 】 3月21日
「岩津ねぎ」には11月23日の販売解禁日と3月21日の出荷終了日が定められています。とくに旬となるのは、11月下旬から2月下旬とされています。
岩津ねぎ栽培
岩津ねぎは美味しさのために、実は大変長いあいだ手をかけます。4月の種まき、6月の定植から11月の出荷までに、ねぎの株ぎわに土を寄せかぶせる土寄せを数回行い、この土寄せを行うことによって白根が伸びていきます。
そして迎える冬。朝来の厳しい寒さの中、雪や霜に当たるほど甘さが増し、一段とおいしくなるのです。
収穫の様子。長さ、太さ、葉の枚数などの厳しい出荷基準を満たしたものだけが出荷されます。
このドロリと出るムチンが旨さの秘密
冷たい雪の中、岩津ねぎは自らを守るために肉厚な歯の裏側に卵白のようなものを貯め込みます。これは糖とタンパク質から成る粘液物質で、気温が下がるほどに増えていくのですが、積もるほどの雪の重さに埋もれてもネギが折れることなくこれだけ貯め込めるのは、朝来市の雪が水分が少なく軽いことが重要で、ここでしか栽培できない理由でもあります。